飲み続けて3年半。もっと多くの人に低用量ピルについて知ってほしい

こんにちは、フリーブロガーのサノサユキです。

 

私は生理不順をきっかけに、3年半ほど前から低用量ピルを服用し続けています。

ピルを飲み続けることで生理不順がなくなっただけでなく、女性特有の他の悩みも解消され、今では生活に無くてはならないものです。

 

ですが実際、日本ではあまり普及しておらず「どんな効果があるの?本当に安全なの?」と聞かれることも多々あります。

 

今回は低用量ピルの基本知識と、3年半飲み続ける私が実感している効果についてお話しします。

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低用量ピルとは?

 低用量ピル(経口避妊薬:Oral Contraceptive以下OC)とはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンの合剤です。OC内服で、すぐれた避妊効果以外に生理痛・生理不順・生理前の不快な症状改善などの副効用により、日常生活のリズムがたてやすくなります。

引用元:みずほ女性クリニックHP

 

ピルを服用することで、上記の2つの女性ホルモンが体内に分泌されている状態になるため、卵胞の成熟が抑えられ、結果として排卵が起こらなくなります。

 

また、子宮内膜が肥厚するのを抑えることで受精卵が着床しにくい状態にしたり、精子が子宮内に侵入するのを妨ぐことによって、避妊効果を得ることができます。

正しい飲み方でピルを1年間継続した場合の避妊率は99.7%と言われています。

 

「将来妊娠しづらくなったりしないの?」

と思う方もいるかもしれませんが、ピルの内服を中止してから1年後の妊娠率は94%であったとの報告もあり、不妊になるリスクはないと考えられています。

 

ちなみにコンドームのみの避妊率は約82%

なんと約7回に1回は、きちんとコンドームを使用していても妊娠してしまう計算になります。

コンドームのみでなくピルも併用することで、より確実な避妊をすることができます。

 

価格はピルの種類にもよりますが、1シート(1ヶ月分)およそ2000円

自分の健康を保つための出費と考えると、決して高くないと思います。

日本は低用量ピル後進国

日本は低用量ピルの後進国と言われています。

 2013年の国連人口部の統計によると、日本のピルの服用率はわずか1%でした。一方、フランスは41%、ドイツは37%、イギリスは28%、米国は16%でした。欧州におけるピルの内服率は、日本と比較してはるかに高いのです。日本は、韓国の2%、中国の1.2%にも及びません。

引用元:AERAdot.「ピルを机の上に置かないで」日本が低用量ピル後進国である3つの理由

 

日本でピルの服用率が低い要因として

  • 低用量ピルが承認されたのが1999年で、先進国で最も遅かった
  • 他の先進国ではドラックストアで購入できるが、日本では処方箋が必要
  • 「ピル=避妊のための薬」という偏見がある

の3つが挙げられています。

 

個人的には3つ目の要因、「偏見」が最も大きいのではないかと思っています。

 

中学校の保健の授業でコンドームで避妊することは教わりましたが、ピルについて教えられた記憶はありません。

(現在の保健の教科書にはあるのかもしれませんが)

また自分で調べようとしない限り、大人になってからピルについて正しい知識を得られる機会もありません。

 

「ピル=妊娠しなくなる薬」という程度の認識が多く、言い方が悪いかもしれませんが「ビッチやヤリマンの薬」と考えられることが多いのが日本での悲しい現実です。

 

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私が3年飲み続けて実感している効果

①生理がピッタリ28日周期でくる

私は高校生の時から生理不順で悩んでいましたが、ピルの服用を初めて半年後にはキッチリ28日周期にに安定しました。

4週間ごとに決まった曜日に来るので、それに合わせて前後の予定を調整することができます。

 

特に初日・2日目はできるだけゆっくり過ごしたいので、事前に把握できてとても助かっています。

 

②月経前症候群(PMS)に悩まされなくなった

私はもともとPMSがひどく、生理前はいつも頭痛やイライラ感、情緒不安定に悩まされていました。

そのせいでパートナーに八つ当たりし、関係が悪くなってしまうようなことも度々ありました。

 

ピルを飲み始めてからはそのような症状が一切なくなり、生理の直前もいつもと変わらず過ごすことができています。

 

③生理痛、経血量が減った

初日〜3日目には薬を飲まずにはいられないくらい辛かった生理痛が本当に軽くなりました。

現在は鎮痛剤も必要なく、痛みも2日目には収まります。

 

また経血量が減ったことで、7日間だった生理期間は5日間まで短くなりました

 

副作用や血栓症などのリスクも。定期的な受診や検査が必要

ピルには多くのメリットがありますが、副作用もあります。

吐き気・浮腫・倦怠感・不正出血・頭痛・乳房の張りなどの副作用がでる場合もありますが、通常は、服用開始1~2ヵ月でおさまることが多いです。

引用元:みずほ女性クリニックHP

私も飲み始めて1ヶ月ほど軽い倦怠感や眠気がありましたが、日常生活に大きな支障はない程度でした。

 

 

また、ピルを服用することで血栓症や子宮頸がん、乳がん等の発症率がわずかに増加します。

 

私の通う病院では、1回ごとに血液検査・内診・経膣超音波検査・子宮頸がん検診を受けることになっています。

(35歳以上の場合は+乳腺エコー)

 

たとえピルを飲んでいなかったとしても、定期的な婦人科検診は病気の早期発見のために大切です。

ピルの服用を理由に毎年しっかりと検査を受けられているので、私はメリットとしてとらえています。

 

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生理が辛くて悩んでいるなら、低用量ピルを検討してみて

以上、低用量ピルについてお話ししました。

 

日本で低用量ピルがもっと普及すれば、女性特有の悩みで苦しむ人を減らせるのではないかと考えています。

もし悩みがあるなら、婦人科で相談だけでもしてみることをおすすめします。

 

 

※追記※

一応私がお世話になっている国分寺市の婦人科をご紹介しておきます。

なぜかGoogleの口コミは低いのですが、先生も看護師さんの対応も良く安心して通える病院です。

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